0℃、溶けるバター

2017 10/09-22

Ayami Nakazawa初個展
1924年にアンドレ・ブルトンが「シュルレアリスム宣言・溶ける魚」を発表しました。
今回の展示では、無意識の状態で自動記述を行う「オートマティスム」や、
あるはずのない場所に置き換えを行う「デペイズマン」など、
シュルレアリスムの代表的な手法を用い、食べ物をテーマにイラストレーションに展開します。

展示会の『0℃、溶けるバター』というタイトルは、
氷点下の空間で溶けるはずのないバターが溶けている、「デペイズマン」の方法で名付けました。
展示しているイラストレーションはタイトルと同じく、
何かと置き換えを行っていたり、相対する何かを同じ物体として表現しています。
柔らかいもの、硬いもの。愛と、嫌悪など。

私は食べ物や食べることに対して少しネガティブな印象を持っています。
そんな食べ物と組み合わせているものは、無意識に頭に浮かんだもので、
嫌いだったり、気持ち悪かったり、怖いと思うものたちです。

夢と現実の狭間で見るような、
不思議なイラストレーションをお楽しみください。

Space:恵比寿Vinsanto